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昔は、月の満ち欠けを見て日を数えていました。正月15日の満月が新年の第1日でした。太陽暦が用いられるようになり、元日を中心に大正月、15日を小正月と呼ぶようになり、女正月、若正月、花正月、二番正月ともいいます。
この日小豆粥を食べると、一年間の邪気を払い、万病を除くと平安時代の「延喜式」に記載され、現在でも小豆粥を食べる習慣が京都を中心に関西地方と始め各地に残っています。この風習は、中国から伝わっています。中国の『荊楚歳時記』(6世紀)に「冬至の日、日の影を量り、赤豆粥を作りて以て疫(やまい)を禳(はら)う」と記されています。
一般に「赤色」は厄払いの意味が込められています。赤色を、血や生命の誕生と結びつける風習が西洋(クリスマスのセイヨウヒイラギ)にもありました。東洋では、赤は陽で陰を抑えると見る陰陽道の影響もあります。
小豆と書いてアズキまたは、ショウズと読みます。古くは大型の豆に対して小型の豆として使われ、必ずしもアズキのことではありません。この豆をアズキと呼ぶのは、アとは赤色のこと、ツキ、ズキは溶けることの意味で、他の豆より早く柔らかくなることから、アズキと名が付いた、貝原益軒は言っています。今では英語でもアズキで通用します。また、朝鮮語説もあります。朝鮮の方言では小豆を“patki”「パツキ」と呼ぶそうで、この「パツキ」が「アズキ」になったのではないか?とも言われ名前の由来もいろいろあります。
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